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借地権割合とは?

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借地権割合とは?

 

借地権割合は目安に過ぎません。

 

借地権割合とは
相続税や贈与税を算出するためのものです。

国税庁のホームページhttp://www.rosenka.nta.go.jp/で、路線価などとともに公開されております。

借地権割合
80%~90%のエリア:商業地に多い
60%~70%のエリア:住宅地に多い

このように、地価の高いエリアほど、借地権割合が高くなる傾向にあります。

実際に、上記の借地権割合を応用してみましょう。

※相続税課税評価額の計算式です
※借地権が売れる金額の計算式ではありません

更地価格 × 借地権割合
=借地権の相続税評価額
なお、更地権価格は、路線価に対して、土地の形・例えば間口と奥行きの関係、正方形に対しかげになる面積の割合、高低差等々の個別要因を加味して決定されます。

では以下条件に基づき計算してみましょう。

●更地権価格が1,000万円
●路線価が60%の住宅地

1,000万円 × 60% = 600万円

借地権の相続税評価額は600万円。

しかし、これだけはっきりと割合が示されていたら、さすがに勘違いしてしまいますよね。
借地権割合は、目安ではなく、決まりであると。

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借地権割合は、借地権や底地権の査定や
価格交渉の参考になるので、不動産専門家としては、重宝の限りですが、決して相場を決めるものではない。

私は借地人さんが、借地権を高く売却したいお気持ち、理解しているつもりです。
しかし借地人さんが、借地権の割合60%や70%や80%にこだわり過ぎない事をここにお勧めさせてください。

地主さんがヘソを曲げてしまう可能性も否めません。

「善意で土地を貸してあげたのに・・・」

「私が底地を売ろうとしたら、3割にしかならないの・・・?2割にしかならないの・・・?」

「戦後の混乱期に、借地人は皆、勝手に家を建てた・・・私たちは後から地代を徴収していったていうのに・・・」

常に地主さんへの感謝を忘れず、中立の立場で問題を解決したく存じます。

借地権割合に惑わされないで!

 ◎記事・監修 
ハウス・アンド・ランド株式会社 代表取締役 水越久仁郎      会社HP